隣人との関係を良好にする為には ヤコブ4:11

偽証,悪口,隣人

『◆兄弟を裁くな
兄弟たち、悪口を言い合ってはなりません。兄弟の悪口を言ったり、自分の兄弟を裁いたりする者は、律法の悪口を言い、律法を裁くことになります。もし律法を裁くなら、律法の実践者ではなくて、裁き手です。 (ヤコブ4:11新共同訳)』

モーセの律法の第9戒は、法廷から井戸端会議までが対象になっています。それは、法廷での偽証から、ウワサのための作り話まで、幅広く含まれています。

この項目は、「真実の大切さを教えるため」に記され、隣人の価値を守るためにという意味合いがあります。

偽証をするのは、自分を守るための時もありますし、誰かの利益を守るために買収されたなどのケースもありますね。

また、誰かを貶めるために、ありもしないことを証言することもあります。

21世紀の世界は偽証に満ちています。いつの時代も大差ないのかも知れませんが、あからさまに偽証しているのが見え見えというのも格好が悪すぎますね。

公開文書の黒塗りや証拠の隠滅をしている段階で、自白していることをサラしているのに、知らぬ存ぜぬを通さざるを得ない人たちもいるのですね。

偽証を拒否することは、隣人の価値を守る重要なことなのです。

これは、新契約時代においては、「互いに悪口を言いあってはいけない」というコトになります。

お互いに傷つかないように、また傷つけないようにする配慮が大切なのですね。

「自分を愛するように隣人を愛する」という基本的な立ち位置で、自分のコトや、隣人のことを考えた上で、慎重に証言をする真摯な姿勢が求められます。

それぞれの信仰は、隣人への愛で表現されるのですね。

未分類偽証,悪口,隣人

Posted by dblacks