幸福は暫定的 エウリピデス
『幸福は安定せず、暫定的なり。 エウリピデス』
エウリピデスは、古代アテナイの三大悲劇詩人の1人とされています。
人生の中でも数々の悲劇を味わったようです。
それらがベースになっているようにもイメージできるフレーズです。
人生の中においての悲劇は、喜劇とも表裏一体だと考えるコトができます。
そのような意味合いにおいては、悲劇を感じるための敏感なセンサーがあったのでしょうね。
「幸福という座」は、安定せず流動的なようです。
幸福と不幸という軸でとらえれば、幸福でなければ、不幸へと転落します。
でも、人生には、幸福も不幸も両方あるとイメージして、幸福度の軸で考えていると、受け止め方は大きく変わりますね。
「今は幸福度これくらい」という感じですね。
それには、有難い(感謝できること)探しをオススメします。
自分の人生で、有難かったことをリストアップしていくのです。
そうしていくと、自分の幸福度のベース(基礎)が形成できます。
どれだけ不幸を感じても、そのベースより下には行かないと考えて、次の幸福を味わう心の準備ができるからです。
そもそも、幸福とは何? 不幸とは何? という問いは、常にありますね。
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