組織に貢献するタイプは? 織田信長
『組織に貢献してくれるのは「優秀な者」よりも「能力は並みの上だが、忠実な者」のほうだ。 織田信長』
織田信長は、「For the Team」を求めていたのですね。
リーダーの課題は、チームメイトの長所を知り、その組み合わせを見出すことにあります。
優秀で個性的なタイプは、専門的なポジションが合っています。
「並」の能力で、協調性があり、忠誠心が強いタイプこそ、集団にメリットをもたらすことが期待できるというのです。
2021年にアメリカの大リーグで、注目を集めた「オオタニさん」は、とても秀でた逸材です。今の野球界には、彼のようなタイプはいないのが現状のようですが、もし、居たとして、9人集めても最強のチームにはならない可能性があります。
また、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏の場合は、長距離バッターでありながら、「For the Team」のプレイに忠実だと評判でした。
果たして、織田信長なら、どちらを部下に選ぶでしょうか?
将棋の世界にも、スゴい若手 藤井 五冠がいます。
研究熱心な姿勢と謙虚な姿勢、また、定石だけに執着しないあきらめない気迫が、今の彼を支えているようにも感じられます。
まあ、藤井 五冠の場合は、部下と言うよりも、大将か参謀というタイプかも知れませんね。
自分の場合はどうかを考えて、適所に身を置いて、その場での自分の役割に徹することができる人がどれほどいるでしょうか?
人間は、それぞれに特性が異なり、得手不得手がありますから、適材適所を見つける目をもった人に出会うことができれば、よりよい人生を過ごせるのでしょうね。
人間は、何にでも対応できるタイプもいれば、専門家タイプもいます。
専門家タイプは、自分の役割を見つけやすい分もあるかも知れません。
何でもできるようなオールラウンドプレーヤーは、絞り込むのが難しいこともあります。
上司でも部下でも、その場所で、「For the Team」に貢献できる人になりたいですね。
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