儲け話に注意 儲かるならコッソリ自分でするよね。
「余裕資金があれば、このような金融商品に投資すると良いですよ。」
などとの勧誘の電話が多いこともありました。
その誘いにのって、稀に得をする人もいますが、損をする人の方が多いようです。
そもそも、絶対儲かるという話があるならば、コッソリ自分で借金してでも投資しますよね。
でも、他人の自己責任で、投資させるのは、何かのカラクリがあると考えた方が自然です。
金融機関もゼロ金利政策で、かなりのダメージを被っているようです。
預金だと預金保険機構で約束した額を保証しなければなりません。
でも、保険商品や投資信託を売れば、すぐに手数料収入を得られます。
立派な建物の維持費や多くの人件費を捻出するためには、それらが近道なのかも知れませんね。
投資信託や保険商品の購入者は、手数料を差し引けば、マイナスからのスタートになります。対象の価値が上がれば、資産が増えることになりますが、逆に下がれば、資産が減ることになります。
長期投資が勝ち組などとも言われますが、実際は現金化する出口の状況次第ということですね。
第二次世界大戦後からの復興期は、右肩上がりに経済状態が良くなりました。
しかし、それもピークアウトした時代からの光明を見いだして行くのは、たやすいことではないと考えています。
特殊詐欺も手を変え、品を変えて、繰り返し被害を広げています。
儲けたいという気持ちや損をしたくないという気持ちを巧みに利用して、付け入るスキを狙っているのですね。
自己責任で、自分の資産を守り、育てることも必要です。
自分の虎の子をどうするのかは、冷静に、慎重に取り組みたいですね。
入り口と出口、資金量、生活が維持できる額などの把握も大切です。
多くの人の本音は、5%利子がついた時代が懐かしいという所かも知れません。
利上げの声も聞かれ始めましたので、今後に期待したいですね。
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