キレイな街に住みたいと思ったら
世界のあちらこちらには、ゲートシティなるものが存在しているようです。
それは、そこの住民以外に侵入できないゲートがあり、防犯対策や衛生対策が万全なのだそうです。
その膨大なコストは、住民負担です。
セキュリティーは、最新機器を配備して、必要とあらば専門のスタッフが身体をはって対応します。
また、清掃も専任スタッフがいて、ゴミ箱がなくても、ゴミ1つ落ちていない環境がつくられているのだそうです。
でも、これは、世の中の一部の話です。
クルマで走っていると、ゴミだらけの街に出くわすことがあります。
生活感がなく、ゴミの処理が追いついていないということですね。
また、最近話題になるゴミ屋敷というケースもあります。
生活サイクルが乱れて、ゴミが堆積し続けるのです。当人が抜け出したいと思っても、蟻地獄みたいに抜け出せないこともあるのですね。
一度、業者が入っても、すぐに再発することもあります。
また、新築の立派な家に移り住んでも、しばらくすれば、同じ状態になったりしていました。
快適な環境の要件は、適度な物量であること、ゴミは適切に廃棄されていることなどが挙げられます。
でも、これがナカナカ習慣化できないケースが多いのですね。
街として考えてみると、「割れ窓の理論」というものが理解できるように思います。
どこかに、ポイ捨てゴミがあると、そこにゴミが溜まる傾向があります。
それを誰かが、ゴミ箱に入れるとか、何らかのボランティア的行為をしていたら、その段階で、ポイ捨てゴミの連鎖はなくなります。
まるで、連鎖との戦いですね。
自治会の組織率も減少傾向にあると聞きますが、ゴミの管理において有効であれば、存在価値が上がると考えています。
会費と現状が見合わなければ、組織率は下がるでしょうね。
また、生活の必要最低限必要な要素を越えた活動は敬遠されがちです。それは、考え直す必要があります。
さらに、会費の内容でしょうね。集会所などは、自治会管理ですからメンテ費用や更新費用などもかかりますが、それが、適正かどうかの見極めも必要なのかも知れないと考えています。
ゴミの落ちていない穏やかな街に住みたいですね。
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