繰り返すことがもたらす素晴らしさ アリストテレス
『我々は、繰り返し行った行動によって作られる。行動ではなく、習慣が素晴らしさを生む。 アリストテレス『ニコマコス倫理学』(岩波書店)』
以前から、有益なことの習慣化が大切だと感じています。
習慣化は、有益なことは身に付きにくく、時間を浪費することは無意識のうちに習慣化されてしまうのでコワいです。
アリストテレスは、そんなことをお見通しだったようです。
人間は、習慣の中で、毎日のルーチンを過ごしています。ですから、その中で、健康も体力も能力も育まれていきます。それは、良い作用もあれば、悪い作用もあります。
より良い習慣化を目指すのであれば、その方向性へ舵を切ることが肝要です。
しかし、怠惰や快楽は、その人を捉えてナカナカ離しません。どのように折り合いをつけるのかが大切なポイントですね。
「見た目の良い子」を目指す必要も無いのです。悪い子の状態から、自分へ戻ることができれば良いのです。
つまり、本来の自分が、どうでありたいか、ですね。
これは、自分で決めることができます。
自分が、どのような行動をしているかを観察し、記録化してみるのはどうでしょう?
レコーディングダイエットが流行しましたが、その流れを自分の生活に活用するのです。
行動、習慣、そして、動機を書き出して見るのです。それを自分なりに分類していくのです。
そうすると、自分がやりたいことや辞めたいことが浮かび上がってくるのです。
ズルズルの習慣は、自分に対する何かが、きっかけになっている可能性が大きいです。
それは、イライラしたら、タバコを吸ったり、アルコールを飲むみたいな感じです。ストレスと感じたら、アイスクリームみたいなパターンもありますね。そのきっかけやパターンを可視化することです。
一方、自分の理想とする習慣は、ナカナカ定着しません。一日の中で、スクワット50回なんて、1-2分でできる事なのですが、それが続かないのです。
これを三日で終わらないように、続けてみるのもチャレンジですね。
変化は、必ずやってきますから、あきらめずにコツコツやるしかないですね。
自分で、素晴らしさを実感できるまで。
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