永遠からの問い パスカル

『神が存在するということは不可解であり、神が存在しないということも不可解である。 パスカル『パンセ』(中央公論新社)』

二元的に表現すると、神は存在するのか? 神は存在しないのか? という問いです。

パスカルは、どちらも「不可解」だと考えていたようです。

これは、それぞれの信仰の話なので、それぞれの中で結論を出していただきたいと考えています。

肉体的生命に宿っている人間は有限です。でも、創造主がいないと成立しません。

これが、まず、不可解です。

天体や人間は、偶然の産物だとするのが、神は存在しないという主張があります。

これも、不可解です。

偶然の産物にしては、周期的に、規則的に秩序を保っているのが、理解できません。

これも、不可解です。

創造主である神【主】が存在しますよと言っても、その姿は、肉眼では見えません。

これも、不可解です。

不可解だらけですね。

聖書の中にある創造主である神【主】の顕現も、不思議に満ちています。

それは、有限の肉体的生命に宿る人間が直視するといのちを奪われるという要素があります。

その姿を見た人は、この地上にはいないのです。

不信感、違和感、不可解などの言葉が並ぶことでしょうね。

一人一人が、聖書や世界の歴史を吟味して、それぞれの結論を出すしか無いのです。

聖書に記されている選択肢は、二つあります。

「神は存在する」

「神は存在しない」

※「神は存在する」を選択しなければ、「神は存在しない」を選んだことになります。

これは、肉体的生命に宿る人間への創造主である神【主】からの問いです。

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Posted by dblacks