知恵を尊ぶとは? 箴言4:8
『8 それを尊べ。それはあなたを高める。それを抱きしめると、それはあなたに誉れを与える。 箴言4:8新改訳2017』
「高見」を目指したい野心溢れる人がいます。それは、人間の欲求に従った健全な行為のように思います。
でも、それに向かって、クーデターを仕掛けるのは、必ずしも健全なことではないように感じます。自分がその「高見」を手中にするために、相手を追い落とすのは、殺意を感じるくらいヤバい領域(心理状態)なのかも知れませんね。
それとは真逆に、自分を「高める」努力を惜しまない人もいます。自分が進む方向性で、その道を極めていくのです。誰がどこの位置にいるなどは、眼中になく、自分の前に焦点を合わせて「コツコツかつコツコツ」真面目に取り組んでいくのです。
この箴言は、教訓として生かすこともできます。
しかし、その奥に、自分の魂に繋がる秘訣が隠されても居るのです。
「良心と教訓」に向き合うと、生活の知恵として活用でき、より充実した人生へと繋がります。
また、「いのちの源と自分の魂」と向き合うと、「永遠の幸福マインド」に繋がる魂の糧になるのです。これは、一過性のものではありません。
この箴言をどの様に生かすのかは、自分次第です。
人間は、自分の位置を語ると言われます。つまり、自分の位置での価値観しか出てこないという人間の限界なのでしょう。
自分で高みを目指すタイプの人は、やがて、歴史に名を残すチャレンジャーなのかも知れませんね。
でも、自分にできる事に集中していても、気が付いたら、高められているというタイプの人も居ます。サポーターに押し上げられるようにして、「高み」に近づいていくのです。
人間には、様々なタイプがいますから、どのタイプが正解かは断定できません。
でも、この箴言は、「尊ぶ」対象を示唆しています。
これは、一義的には「父の教え」です。そして、それは、創造主である神【主】に根ざしていると言うことです。
現代社会に限らず、人間的には不完全な父親に苦杯をなめる人たちが多くいます。そこには、親の欲やエゴが渦巻くからです。
でも、父が【主】に根ざした時にこそ、最高の組み合わせになるのです。
天の父【主】の教えを尊び、それを抱きしめて、自分の範囲に励みたいと考えています。
その「高み」がどこの位置にあるのでしょう?
でも、それは、やがての結果ですから、「今ココ」に集中ですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません