老けさせる原因 リヒテンブルグ
『人間はだんだん年をとって行くものだと終始考えていることほど、人間を迅速に老けさせるものはない。 リヒテンブルグ』
人の頭髪の色が気になるのは、自分が気にしているからなのかも知れませんよ。
テレビのアナウンサーが、ある日突然、真っ白の頭髪で登場したら視聴者は衝撃を受けるでしょうね。
髪を染めるのも、個人差があり、ある人は、これ以上、染めると健康の影響が出ると言われることがあるのだそうです。
その限界を迎えたときに、本来の姿での登場となるのです。
また、人間は、重力には逆らえないようになっているようです。
筋力が強い若い間は、重力の抗うようなことをいとも簡単にしていますが、それも、だんだん難しくなっていきます。
人間は、その様なものだという理解は基本的に必要だと考えています。
しかし、冒頭のフレーズは、「終始考えている」ことが、問題ではないかと投げかけています。
「おい」「オイ」「老い」という感じで、迅速に「老い」に近づいてしまうというのです。
人間は、老いていくものですが、別の表現を使えば成熟していくとも言えるでしょう。
また、人間は、生を終えるまでは、成長するとも言われます。
特に、筋力は、ムキムキにならなくても、鍛えれば、自分自身の健康の寄与してくれるのだそうです。
ほんの少しでも、歩いたり、椅子から立ったり、座ったりを繰り返すだけで、スクワットみたいにトレーニングできるのです。
物忘れは、増えて行くのは当然のことですが、その度に、身体を動かせば運動になるという捉え方もできます。
しっかりした家具につかまってのスクワットも、一歩たりとも移動しなくても立派な運動になるのです。
自分自身のできる範囲で、身体を動かすことで、老いのイメージから離れることがデキルのではないでしょうか?
そうなると、「老いるショック」からは、遠のきますね。
自分自身にまとわりつくような、ネガティブなものが、気にならなくなるときに、老いの速度は緩やかになるのでしょうね。
ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク(Georg Christoph Lichtenberg、1742年7月1日 – 1799年2月24日)は、ドイツの科学者、風刺家であり、親英家として知られていた。科学者としては、ドイツで初の実験物理学専門の教授となった。今日では、死後に発見されたノートでよく知られている。そのノートを彼自身は Sudelbücher と呼んでおり、これはイギリスの簿記用語 “waste books"(取引日記帳)を元にしている[1]。また、樹状の奇妙なパターンを発見したことでも知られており、今日ではそれをリヒテンベルク図形と呼ぶ
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