血液サラサラがやばい
「脳を守ろう 脳梗塞・認知症を予防するために(岩田誠著)」p22によると
「血液サラサラ」って言いますけれども、サラサラな血液になったら恐ろしいです。私がまだ若かった頃は売血制度というものがありました。(中略)1回200ccとるわけですけれども、毎日自分の血液を売っているものだから、血液がどんどん薄くなる。私もアルバイトで売血の検査に行ったことがありますけれども、まず、採血をして、硫酸銅の溶液の中に…ぽろっと垂らすのです。…普通は、垂らしたしずくの血液が沈むのですが、売血をやっていて血液がサラサラの人というのは、浮いてしまうのです。浮いたらもう、その血液は採血できません。(中略)ですから私は「血液サラサラ」なんて聞くと、ああ恐ろしいと思うのです。そういう、ベトベトでゴロゴロしたものが入っているものですから、血管の内側の壁は、滑らかでないと困るわけです。
とあります。
「タマネギを食べると血液がサラサラになる」なんて、健康用品を販売している業者さんもいるらしいですね。
確かに、血流が良い人は、思考処理や運動能力にも優れている部分はあるのだと思います。
生き物がスゴいのは、血液に色々なベトベトしたり、ゴロゴロしたものを運ぶポンプや管が備えられているということなのではないでしょうか?
それらに、トラブルが発生しにくいような、食生活や生活習慣を心がけたいですね。
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