祝福を求めて
大きな熊手を縁日で売っている理由があるそうです。「福をかき集める」のだそうです。
ですから、懐に余裕のある人は、できるだけ大きな熊手を購入していくとか。
実際にそうできるかは別として、その気持ちは理解できます。
出エジプトの時代に、イスラエルの人たちは40年間、荒野をグルグル移住していました。その間に、天から与えられていた食べ物があります。
これが「マナ(出16:13-35)」というモノです。「これは何だ?」という意味で民を養う「パン」だったのです。
これは、早朝に天から降ってきて、日が昇らないうちに、必要な分(一人1オメル)を集めるのです。欲張りな人は、たくさん取ったようですが、次の日になると食べられないものだったのですね。安息日の前日だけは、二日分集めても大丈夫でした。
賞味期限ではなく消費期限があったのですね。これは、毎日毎日、必要な分の備えがあることを感じさせられますね。
マナを1オメル分だけ、聖別して壺に取り置いて、これがやがて、契約の箱に収められました。アロンの芽が出た杖と律法が書かれた石盤とマナが収められた壺の三つが収蔵されました。
さて、福をどれだけかき集めるのがいいのかですが、かき集めたモノを上手に活用する人の所には、良い流れが継続するようです。
祝福の善循環をしていきたいですね。
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