前よりも悪くなる事がある

『汚れた霊は人から出て行くと、水のない地をさまよって休み場を探します。でも見つからず、『出て来た自分の家に帰ろう』と言います。帰って見ると、家は空いていて、掃除されてきちんと片付いています。そこで出かけて行って、自分よりも悪い、七つのほかの霊を連れて来て、入り込んでそこに住みつきます。そうなると、その人の最後の状態は初めよりも悪くなるのです。この悪い時代にも、そのようなことが起こります。」(マタイ12:43-45新改訳聖書2017)』

この箇所は、バプテスマのヨハネが活躍した時代の人に向けて書かれたとのことです。

掃除された家とは、バプテスマのヨハネの働きによってきれいになったユダヤ人のことを指しています。

でも、それを空き家の状態にしておいたので、より悪い勢力に占領されてしまったのですね。

これは、紀元70年以降から現在に至るユダヤ人離散の状況をも予表していたのです。

「クリスチャンが創造主である神への信仰を疑い、教会離れた場合にどうなるのか?」

などの問いに、引用されたりするのですが、この箇所はそれには当てはまらないようですね。

離散したユダヤ人にも、それ以外の全人類にも、続けて招きのメッセージは有効です。

『神は言われます。「恵みの時に、わたしはあなたに答え、救いの日に、あなたを助ける。」見よ、今は恵みの時、今は救いの日です。【Ⅱコリ 6:2新改訳2017】』

 

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Posted by dblacks