愛とは何だ
「愛」について、まずは、「アガペー(ギリシャ語で神の愛)」です。
これは、御子であるイエス・キリストを世に遣わし、十字架上で全人類の罪科を支払い完了にすること人が「自分の友のためにいのちを捨てること、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」として、記されているのです。
『わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。人が自分の友のためにいのちを捨てること、これよりも大きな愛はだれも持っていません。わたしが命じることを行うなら、あなたがたはわたしの友です。わたしはもう、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべなら主人が何をするのか知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。父から聞いたことをすべて、あなたがたには知らせたからです。あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。それは、あなたがたが行って実を結び、その実が残るようになるため、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものをすべて、父が与えてくださるようになるためです。(ヨハネ15:12-16【新改訳2017】)』
次に、「エロス(ギリシャ語で性愛)」を表します。人間の本能として備わっている部分もあるのですが、いわゆる「オレオレ主義」の行動の根元にあるので、次のような困った事態も招くことにもなります。
『終わりの日には困難な時代が来ることを、承知していなさい。そのときに人々は、自分だけを愛し、金銭を愛し、大言壮語し、高ぶり、神を冒涜し、両親に従わず、恩知らずで、汚れた者になります。また、情け知らずで、人と和解せず、中傷し、自制できず、粗野で、善を好まない者になり、人を裏切り、向こう見ずで、思い上がり、神よりも快楽を愛する者になり、見かけは敬虔であっても、敬虔の力を否定する者になります。こういう人たちを避けなさい。彼らの中には、家々に入り込み、愚かな女たちをたぶらかしている者たちがいます。その女たちは様々な欲望に引き回されて罪に罪を重ね、いつも学んでいるのに、いつになっても真理を知ることができません。(Ⅱテモテ3:1【新改訳2017】)』
自分の軸足をどこに置くかをよく考えた方が良さそうですね。
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