違和感が差別にならないために
「みにくいあひるのこ」というお話があります。
アヒルの巣に生まれ出た白鳥の雛が、外見が違うことで、いじめられて途方に暮れ、やがて、白鳥の群れに合流するという童話です。
白鳥と言えば、鳥の中でも美しいとされるのですが、アヒルの中では違和感が強かったのでしょうかね。
まあ、このように、人間の世界でも、肌の色や、生まれ育ちや、貧富の差によって、選別されて差別を受けることもしばしばありますね。
創造主である神からすれば、「いのち」の一つ一つはオリジナルな存在ですから、違いがあって当たり前なのです。
しかし、狭い範囲でしか生きていない人間にとっては、肌の色が違う人や言語によるコミュニケーションができない人が近寄ってくると、縄張り意識からでしょうか?、恐怖心が先に立って、排除したくなるのでしょうね。
多くの場合、人の意識は「違和感」が「恐怖心」に流れるのですね。
「違和感」から「違いの理解」をして、「どう違うのか?」「どうすれば通じるのか?」という、発想ができるようになりたいですね。
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