「プロテスト(抗議)」は心を病む要素でもある

抗議 プロテスト クレーマー

「プロテスト(抗議)」というと、宗教改革者のルターを思い出します。

最近では、抗議よりも過激な「クレーマー」という課題が出てきています。

さらに、モンスター化した、患者や学生の保護者など「モンペ」と言われる人達までいます。

つまり、「モンスターペイジェント(理不尽なクレームをつける患者)」や「モンスターペアレント(理不尽なクレームをつける保護者)」などですね。

もちろん、正当な抗議をする権利を行使することは大切なコトです。

その時に、注意したいのは、冷静にどこにおかしい点があると感じるかを明確にして、共有できるようにすることではないでしょうか。

相手との距離があるならば、歩み寄れる余地を探ることも大切ですね。

感情的になると、本論が置き去りになりがちで、自分ではない誰かが「悪」なのだという考え方が出てくると、何に対しても、自分は悪くないと、「自己正当化」に固執してしまう危険性があります。

もう一方、抗議をした相手方が、一切、受け付けないケースもあります。

この時に、暴力事件や殺人事件に発展する種が潜みます。

とにかく、冷静に、できるだけ、下手(したて)からという姿勢が、最悪の事態を回避するヒントかも知れません。

相手の心を変えようとしても、ほとんど不可能なケースが多いですから、自分にできるコトをわきまえて、無用なトラブルは回避したいですね。