DVは今にはじまったモノではない

DV,殺人事件 カイン アベル 羊

聖書の中で、カインとアベル兄弟は、アダムとエバに次いででてくる人物です。

人類、有史以来初の殺人事件の加害者と被害者です。

コトの顛末は、創世記の4章に記されています。

創造主に、カインは、農作物をささげ、アベルは羊の初子の最上のモノをささげた。

創造主は、アベルとその捧げ物に目をとめられた。

しかし、カインとその捧げ物には目をとめられなかった。

つまり、アベルは創造主である神の御心に適った捧げ物を捧げて受け容れられたのですが、アベルは、自分の方法や意志で捧げたので退けられたのです。

この当時から、捧げ物は動物だったようです。

つまり、血を流すかどうかによって信仰を確認されていたのですね。

これには、創造主である神の御心よりも、自分の気持ちという、カインの人柄も感じられます。

それまでは、アベルから羊を買い取って捧げていたのではないでしょうか?

これは、殺人事件ですが、DVの根元には、「自分の思い通り」という刀を振り回すというコトがありますので、失楽園以降、多発していたのではないかと想像してしまいます。