栄枯盛衰 盛者必衰の世の中をどう考えて生きるか?
肉体的生命の世界の宿命ですね。
繁栄していたと思ったら、いつの間にか没落したというお話をよく耳にしますね。
江戸時代から、長々と営業している老舗もありますが、多くはありません。
時代の変化に伴って、立ち行かなくなる要素も付きまとうのが、企業経営でもあります。
2017年に倒産した企業の平均寿命は23.5年
東京商工リサーチの調査によれば、2017年に倒産した企業の平均寿命は23.5年。前年よりも0.6年低下しています。
倒産件数そのものは9年連続で前年を下回っているものの、『参入が容易な飲食業、高齢化を見越して設立された老人福祉・介護業などの業歴の浅いサービス業他の倒産増加により平均寿命を引き下げたようだ。』(東京商工リサーチ 2017年「業歴30年以上の『老舗』企業倒産」調査より引用。以下、『』内全て)とレポートされています。
なお、産業別では「製造業」の32.9年が最長、「金融・保険業」の16.4年が最短でした。 https://www.axa.co.jp/100-year-life/business/20180717g/
今の時代のような信用システムが、名前は違いますが、江戸の頃には通い帳であるとかツケというものであったのですね。
今では、クレジットカードなどや電子マネーですが、商圏が限られていて、多くの商店が共存共栄できていたのですね。
しかし、ITの発達により、黒船の代表と言われるAmazonなどが台頭し、地域経済が立ち行かなくなっていった部分も大きいですね。
また、前後になりますが、大型スーパーのショッピングモールの出現などもあり、自然界の食物連鎖のように、資本力が大きいところが売り上げも利益も吸い上げていくような流れになっています。
この流れに乗るか?あるいは、この流れを逆手にとって頑張るか?それとも、廃業するか?の三択になってしまいますね。
意地だけでしがみつかないことも大切なのかも知れませんが、受け継いだものをどのように区切りつけるのかも悩ましいところですね。余談ですが、株式会社金剛組(こんごうぐみ)は、A.D.578年創業で、現存する世界最古の企業だそうです。
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