錨(いかり)を主に ヘブル6:19 リ181
『世の波風に 撃たれるとき
望みの錨(いかり)主に降ろして
嵐をよそにいよよ深く 恵みの内に休らう
錨(いかり)を主に降ろしし今 風も波もいかで恐れん
代々の岩に錨(いかり)降ろし 流るることあらじ
リバイバル聖歌181番』
台風が接近すると、接岸している船は、陸に揚げるか、強く固定するか、それとも。沖に停泊して、錨を降ろして流されないようにするのだそうです。
錨(いかり)はアンカーとも呼ばれ、嵐の時などの「頼みの綱」の例えでも用いられます。
人間は世の中の嵐を体験します。この雨風を自分のパワーに出来る人は寧ろ少数派ではないでしょうか?
信仰者であれば、「代々の岩に錨(いかり)」を降ろすことができると記されています。
それは、ガリラヤ湖の嵐の中で、他の弟子たちが恐怖心に駆られて右往左往する中、イエス・キリストが熟睡していたという記事を思い出します。
荒れ狂う嵐の中、イエス・キリストだけが平安で居られたのです。
人間は、防衛本能が備わっていて、強い風や嵐には恐怖心を感じるようになっているのでしょうね。そのように感じない方が危険を回避できない可能性もありますからね。
嵐の中でも、平安で居られる秘訣は、創造主である神が全人類に備えて下さった「希望」であり、それが、「魂にとって頼りになる安定した錨(いかり)」であると記されています。
ここが、平安への入り口のようですね。
『わたしたちが持っているこの希望は、魂にとって頼りになる、安定した錨のようなものであり、また、至聖所の垂れ幕の内側に入って行くものなのです。(ヘブル6:19新共同訳)』
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