死にたいから死ぬのではない
希死念慮が芽生え始めてからは、死に一直線ではない。
最期まで、気持ちが揺れ続けている人が多いようです。
支援者や家族は「死にたい人をなんとかしなければならない」と考える傾向がありますが、方向性が違うようですね。
「死にたいから死ぬのではない、苦しくて、追い詰められて、逃げ道がなくて死ぬ」
強い絶望と無力感の中にいるのですね。
実際に希死念慮を持ち始めた方の口から出た本音は
「死にたい訳ではない。死ぬしか方法がないのかと思ってしまう」
と言うモノでした。
支援者は、相談したいと思われる存在になることと、「何に困っているのか?どんな風に困っているか?」をきいて、「どうするか?」を考える必要があるようです。
希死念慮に至る前の段階に、対応できれば一番いいのですね。
日常的に、意識が必要ですね。
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