幸せに生きるためのチカラ1 「自己肯定感」 子どもの力04
「自己肯定感」とは、「今の自分はこれでいい」「これでいいんだ」と感じられるコトです。
養育者、特に、母親の「自己肯定感」は、その子どもに大きな影響を与えます。
高い自己肯定感を持っている母親ならば、その子どもの自己肯定感を守り育てる基礎になります。
人間には、誰にでも弱点がありますから、それを責められると、自己肯定感に影響が出ます。
高い自己肯定感を持っていても、あらゆるきっかけで、それが揺らいでしまうことも人生にはあります。
大切なのは、自分なりの「どんなときも大丈夫」を確保しておくことだと筆者は考えています。
私の場合は、「神に愛されている存在なのだから何があっても絶対大丈夫!肉体的生命が終わることになっても永遠の生命の保証があるから大丈夫!」という風に、自分なりのミラクルワードを確保してあります。
大切なコトがもう一つあります。
それは、人間は3つの要素の中を行き来しているという現実です。
つまり、存在(being)と行為(doing)と所有(having)です。
社会的な評価は、善いことをしたとか、財産を沢山持っているという表面上に見えるところ、とまり行為(doing)と所有(having)にあります。
しかし、人間的評価は、存在(being)にこそあると考える必要があると筆者は考えています。
ですから、何か秀でた能力などを持ち合わせてなくても、「存在だけでもOK」という所に焦点を合わせていくことで、「自己肯定感」を確認し、高めて、鍛えて行くことができるのです。
同じ屋根の下にいる人たち同士で、適切なほめ言葉を用いて、お互いの存在価値を確認して、お互いを高めていきたいですね。
参考文献 「子どものチカラを信じましょう 高橋孝雄 著」
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