苦難の意味とは? ヒルティ
『苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものであるから、私はそうした経験を通じて、苦難のときには希望をいだくようになり、逆にあまりに大きな幸福に対しては疑念をいだくようになった。 ヒルティ』
「試練は宝」というフレーズは、誰よりも自分自身を励ますために多用しています。
「苦難」というほどの重さはなくても、日常生活で感じる無力感も含めて、ほとんどの人が味わう要素ですね。
人生には、苦難だけではなく、時には、幸福を感じるコトもあります。
ヒルティは、人生は苦難ばかりではなく、幸福も来るのだという解釈をしていたようです。
それが、「苦難」の時には「希望」を「大きな幸福」に対しては「疑念」というイメージを持つことになったのでしょうね。
人間は、防衛本能から、「不安」を強く感じるようにつくられているように考えています。
「苦難」も「大きな幸福」でも、「不安」を感じて、警戒を怠らないのですね。
どうせなら、「苦難」も「大きな幸福」も味わい尽くすことができれば最高なのでしょうね。
原則は、「苦難」と「希望」のセットで活用したいです。
順風満帆を感じるときにも、その状況を味わいながら、状況の変化にも気を配りたいですね。
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