本当に頼りになるのは? 箴言11:28
『自分の富に拠り頼む者は倒れ、正しい人は若葉のように芽を出す。(箴言11:28新改訳2017)』
「富に拠り頼む者」という類いの文言があちらコチラに散見されます。
どうしてかというと、多くの人はこれに人生を翻弄されているからです。
世の中で何が正解なのか? 明確な答えはナカナカ見つかりません。
しかし、金の亡者と言われる種類の人は、人気者のように見えてもその実は好かれていないというのが実体なのでしょうね。
お金を神様とするような人生は、お金に見放されたときに終焉を迎えます。
筆者は、「お金があってもなくてもOK」という立ち位置がニュートラルゾーンとして大切なのだろうと考えています。
依存症が問題になる時代です。ギャンブルを始め、人間は、依存心が強ければ強いほど、その対象に翻弄され続けるのです。
そこから、適度な距離を置き、生きるためには大切な要素があります。
ここで「正しい人」と言われているのは、「本当の愛を知っている人」と言い換えても良いと考えています。
それは、愛の源を知り、人間が生きて行くために必要なすべてを備えていて下さる創造主である神を知り、その存在により頼む姿勢を維持している人なのですね。
そうすると、生きて行くためのエネルギーが毎日毎日、豊かに注がれていることを実感し、感謝の生活をおくれるように変えられます。
依存的にお金や快楽を求めて疲弊する徒労から解放されるのです。
エネルギーのロスからも解放されるのですから、「正しい人は若葉のように芽を出す。」というようになっていくのですね。
大切なのは、自分が「正しい人」と思い込むのではなくて、創造主である神によって「正しい人」と認められるという実感なのです。
それは、神の恵みにより信仰によってのみ確立されることなのですね。
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