身に付く最高の教育は? ディズレイリ

『いかなる教育も逆境に及ぶことなし。 ディズレイリ』

教育の大切さは、理解している人が多いイメージですが、その方法論については、様々な意見があることも事実です。

費用対効果や個人差による相性などを考える必要があるからです。

どうして、その様になるかというと、あらゆる可能性に満ちている子どもの適性を客観的に知る基準がないからではないでしょうか?

また、保護者の願望や周囲の経済的環境の影響も少なくないと思います。

このようなことから、ミスマッチが起きて、その歪みに当事者である子どもが苦しむという問題も数多く見受けられます。

たとえ、経済的にも環境的にも最高峰の教育を得たとしても、その成果はどれほどなのでしょうか?

確かに、社会的には大きなアドバンテージになる要素はあります。

それを生かすことができればですが…。

スタート地点に差があっても、人間は天寿を全うするために、あらゆる道を通りながら旅を続けます。

その中で、考えるコトが、「学生時代にもっと勉強しておけば良かった」があげられます。

でも、人生のどこかで、必要な勉強をしていく必要がありますから、せめて自分にしっくりくる勉強の方法を会得しておきたいですね。

聴覚優位の人や視覚優位の人などのタイプを自分なりに把握していると、勉強の効率を上げられますね。

また、誰でも、大なり小なり、人生の中で直面するのが「逆境」です。

このフレーズでは、この「逆境」こそが、最高の教育ではないかという指摘です。

人間は、体験や経験を通じて、大人への階段を上がっていくのですが、天寿を全うするその日まで、その階段を上り続けるという、その途上で遭遇するのです。

「逆境」と向き合い、その次の道を模索するために試行錯誤することこそ、究極の実践で、その行動に結びつく調査や思考こそ最高の教育の賜物なのだろうと、私は理解しています。

目の前に、「逆境」というカベが出現した時に、そのカベを壊すか、進む方向を変えるか、飛び越えるか、それともトンネルを掘るか、などの回避策が思い浮かびます。

でも、大切なのは「どうしてその選択肢を採用するのか?」という調査と思考に掛かっているのですね。

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Posted by dblacks