程よい自信を強く持つ 箴言14:16
『知恵のある者は慎重で、悪を避けるが、愚かな者は怒りやすく、自信が強い。(箴言14:16新改訳2017)』
「良い加減」というのが難しく感じられるのはどうしてでしょうか?
それは、人が十人十色で、加減の受け止め方も十人十色で、計りかねることがあるからと考えています。
「良い加減」を別のことばで置き換えるならば「程良さ」なのでしょうね。
この程良さを自分の中で把握していく必要があります。
人間が自立して生きて行くためには、「自信」が必要不可欠です。
これを過大評価しても過小評価しても、そのギャップに苦しむ結果になります。
適正評価が非常に難しいテーマでもあります。
精神的自立ができていない人は、自信が持てないことがあります。
それでも、自信があるように見せかけようとして、無理をして振る舞ったとしても空回りしてしまいます。
自分を知り、自分の状態を認めることは非常に勇気を要することですが、それが冷静にできる人こそ、自信がある人なのでしょうね。
自分だけが良ければ良いとする自分勝手な自信から、相手も自分の大丈夫な範囲が分かる冷静な自信との差は明らかです。
自分勝手な自信の持ち主は愚かだと指摘されています。
これは、実体とのギャップが大きすぎる破滅への道ですね。
一方、慎重で冷静な人が知恵がある人と評され、悪を避けると記されています。
ビジネスの現場でも、「ウソはダメだけど、ホラは吹かないと相手にされない」などとも聞きます。
どれだけ話を盛っているのかは、大抵の人は感じているでしょうから、等身大を意識して、自分の意欲を正直にアピールすることが大切なのでしょうね。
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