家庭は天国にも地獄にもなる 箴言14:26

『力ある拠り所は【主】を恐れることにあり、それは主の子らの避け所となる。(箴言14:26新改訳2017)』

昭和の時代には、主人がかんしゃくを起こしたときに「ちゃぶ台返し」ということがありました。

まあ、八つ当たりですね。気が小さいものですから、どこかで拾ってきたイライラを家庭でぶちまけるのです。どうしたら、そのイライラを解消できるのか方法がわからないので為す術がなかったのです。

本人も自己嫌悪になるし、家族もたまったものではありません。

このような日々が続けば、地獄の気分を共有する家族になってしまいます。

妻が、何とかしたいと一念発起して勉強会に通い、まず自分のマインドを改善する取り組みをしました。

それでも、たまにちゃぶ台返しが起きるのです。

でも、マインドが改善すると夫の状況が全く違うように見えてきました。

それは、夫が為す術なく、心をふるわせながらちゃぶ台返しをしていることに気づきました。

そこで、ちゃぶ台返しをした後に、夫の背中をさすり、「辛かったねえ、色々なコトを抱えて、ちゃぶ台の一つや二つ返してよいんだよ、本当に辛かったねえ」と本心から共感したのです。

そうすると、その日を境に、ちゃぶ台返しはピッタリと起きなくなりました。

妻のマインド改善が、夫のマインドも改善する結果になったのです。

それまで、いつちゃぶ台返しが起きるのかビクビクしていた家族は落ち着きを取り戻しました。

どちらが先とは、順位がつけられませんが、その当時、子どもが不登校だったのです。

父のマインドが改善されてから、一人一人、少しずつ、マインド改善が進みました。

まさに、地獄を味わう家庭から、天国気分を味わえる家庭へと変化したのです。

このストーリーは、ドキュメントをベースに記しています。

人間は、状況に影響を受けますが、その状況を受容するマインドがあれば、新たな一歩を踏み出せます。

「力ある拠り所は【主】を恐れること」とあるのは、自分の習慣やマインドを変えるためのエネルギーをどこから得るかということです。

それは、創造主である神を認めて信じ敬うことからはじまります。

「それは主の子らの避け所」と記されているように、エネルギーの源であると共に、最も安全な避難所でもあるのです。

この地上のどこに生きていても、お金があってもなくても、天国や地獄を味わうときが訪れます。

その様なときには、ぜひココを思いだして下さい。

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Posted by dblacks