感情をコントロールできるか? 箴言15:1
『柔らかな答えは憤りを鎮め、激しいことばは怒りをあおる。(箴言15:1新改訳2017)』
感情的に尖った言葉が、ミサイルのように飛び交っています。
インターネットのSNSでは、炎上狙いで焚き付ける人と、さらに、火に油を注ぐ人が、主戦場を作っていると聞きます。
人間関係をよくするのには、双方の努力と時間を必要とします。
しかし、分断させるのは一瞬です。
価値観の違いや不安をあおり立てて、火のないところに煙を立てるかのような振る舞いが親しい間柄の人間関係をいとも簡単に破戒してしまうのです。
それでも、価値観の違いをお互いに認め合いながら、双方を良好な関係に維持するのには、互いの努力が必要です。
その妨げになるのが感情にまかせた言動です。
相手が感情をむき出しで言葉の槍を向けてきても、柔軟に冷静に対応すれば、その場は落ち着きを取り戻せる可能性が高いです。
でも、負けじと感情的に応戦をすると、たちまち戦場へと様相が一変していきます。アルコールでも入っていれば、警察のお世話になる結末も想定されます。
人間には、感情が備わっていますから、時には、感情的に振る舞います。
しかし、言動の抑制がきかないほど、自分自身の感情にハッキングされると、あまり良い結果を招きません。
そのためにも、相手の話を聞く姿勢、時には、聞き流したり、いなしたりして、危険回避をすることも知恵の一つです。
そして、発言をする時には、「私は、このように考えている」「私は、このように思っている」とすると、多くの場合、収まるはずです。
それでも、収まらない時は、嵐から距離を取るか、離れるかの選択をした方が良さそうです。
これを知っているならば、怒りにまかせてコントロール不能に陥ることはないでしょうね。
生き物同士は、時には、気迫勝負になる時があります。その様な時でも、冷静に振る舞うことが大切なのです。
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