何を聞いて生きるか? 箴言21:3
『貧しい者の叫びに耳を閉ざす者は、自分が呼ぶときにも答えてもらえない。(箴言21:3新改訳2017)』
人間の耳は不思議です。
最近は、当たり前になった「ノイズキャンセラ」の機能を備えている部分があるのです。
日常の生活で、「気に留めない音を聞かない」という特殊能力があるのです。
でも、どうしても気になるノイズなどは、消せないという現実はありますね。
さて、何をどのように聞いていくかで、人生の中身が変わるというのです。
「貧しい者の叫び」を聞けるかどうかを問われていますが、状況によっては難しく感じられますね。
新共同訳では「弱い人の叫び」と翻訳されています。
「弱者」や「困窮者」の声を聞けるのか? ですね。
当事者の声を聞くことは一番大切です。
どのような現状だと感じているのかを聞くことから始まります。
そして、現状と照らして、客観的な事実を聞くことも大切です。
意外に、ボタンの掛け違いがあったり、認識に違いがあるケースもありますからね。
そして、何らかの支援になりそうな情報を共有するというステップにできれば最高です。
でも、窮状を聞くことしかできないケースは、何もできない自分が無力感に包まれます。
本当のところ、相手の声や気持ちを聞き、適切に寄り添うことが、一番の支援だったりしますね。
聞く必要があることを聞ける耳と心を鍛えて行きたいと考えています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません