偉大な人物とは? アンリ・フレデリック・アミエル
『偉大な人物とは真実な人のことである。自然がその人の中にその志を成し遂げた人のことである。 アンリ・フレデリック・アミエル』
「真実な人」が偉大とはどういうことなのでしょうね。
彼が記述した文章からは、思想の明晰さ、内省の誠実さ、個々の正確さを感じる読者が多く注目を集めていたそうです。
心の変容から始まる行動、習慣、人格、運命、人生を変えるというのが、彼を支える背骨だったのかも知れません。
真実な人は、自分の心を感じ取り、変容の必要性を感じたなら、躊躇せずに転身をするという思考と柔軟性が求められるように感じます。
あらためる必要性を感じた自分に固執することなく、心を転じれば、行動や習慣の変容につながるのですね。
自然の摂理に、自分自身を合わせていくかのようなこのフレーズは、まるで、創造主である神に身を委ねているようなイメージを持ちます。
人生には、柔軟性を持ち素直な行動が求められる時があります。
一方、抗わざるを得ないほどの何かに対峙しなければならない時もあります。
これが、人間の葛藤の根本ですが、より良い自分を目指して柔軟性を発揮したいですね。
アンリ・フレデリック・アミエル(Henri Frederic Amiel 、1821年9月27日-1881年5月11日)はスイスの哲学者、詩人、批評家。30年にわたって書かれ、死後に出版された「アミエルの日記」が有名である。
「心が変われば行動が変わる/行動が変われば習慣が変わる/習慣が変われば人格が変わる/人格が変われば運命が変わる/運命が変われば人生が変わる」が有名
(https://ja.wikipedia.org/wiki/アンリ・フレデリック・アミエル 参照 2021年12月15日)
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