闇に覆われた星 地球 創世記1:2

2022-05-26

『地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。(創世記1:2新改訳2017)』

かつては、宝石で覆われていた星(地球)は、ケルビムの長「暁の子(サタン)」と追従した三分の一の天使によってクーデターが起こされたために、破壊され、塩水で覆われることになってしまいました。

光を放つ状態から暗闇に覆われる状態へと変化しました。

「トーフー・ワ・ボーフー(創世記1:2ヘブル語)」と出てくると、おもに神の裁きの結果、荒廃したという意味をあらわし、「トーフー」はカオス状態を「ボーフー」は空しい状態を表現しています。

また、「闇」も神の裁きの結果を表しています。

「大水」は、「テホム(ヘブル語)」が使われており、深い淵や深い水を表しています。塩水で覆われるのは、浄化される必要があると言うことです。

今の地球上に塩水の範囲があるのは、浄化される必要がある一部の呪いが残っているためです。

これは、やがて、黙示録21章で示されているように、海がなくなります。

新天新地になるその時に、完全に呪いが取り除かれます。そして、サタンが堕落する前の宝石に輝く地球に変えられるのです。

「神の霊」は三位一体の第三位格「聖霊」を表しています。このカオス状態から希望が始まるという示唆ですね。

「その水の面を動いていた」とあるのは、母鳥が卵を抱き手厚く保護し、孵化させようとしているイメージです。

「水」については、「マイム(ヘブル語)」が使われていて、命を与えるという意味があり、カオスから命が誕生しようとしているのです。

そして、創世記1章1節と2節の間にはギャップがあります。これが、さまざまな論争のタネになっています。どれくらいの期間なのかはわかりませんが、地質学の研究者がいう何十億年というモノではないのかも知れません。その理由は、アダムが堕落する前には死がない訳ですから、様々な化石の説明で示されている因果関係も疑問を感じています。

このカオス状態を招いたのは、人間ではありません。サタンによって引き起こされたクーデターの結果としてもたらされたものです。

これも壮大な【主】の摂理を信じるかどうかは、個々の人間に委ねられていることです。

「暁の子」として名をはせたサタンは、権威と役割を剥奪されて、神の園から追放され、破壊された結果なのです。

創世記1章3節からの創造で、地上の管理権は、人(アダム)に委ねられることになります。

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Posted by dblacks