洗剤と書いてあったら気をつけた方が良いこと 経皮吸収 手袋
化学合成洗剤の全盛の時代です。
小売店で販売されている洗剤は、99%化学合成洗剤のようです。
どうしても、洗浄力を求めると、効果てきめんな商品に魅力を感じてしまいます。
でも、界面活性剤の多くは、排水されても分解されないと指摘されています。(環境問題)
また、個人差が大きいのですが、アレルギーに関する影響もあります。(健康問題)
食器洗いをイメージしても、油汚れをキレイに落としたければ、界面活性効果が高い洗剤やある程度のお湯を使用する必要があり、手荒れの原因になります。
手荒れは、手の表面のダメージだけではなく、化学物質が経皮吸収されやすくなりますから、注意する必要があります。
経皮吸収は、3つの経路があります。
付属器官経路(毛穴や感染からの吸収)と細胞間隙経路(細胞と細胞の間を通り道に吸収)細胞実質透過経路(細胞内を通過)です。
皮膚についたものは、表皮から真皮へと浸透していきます。
毛穴や汗腺からは2%程度、細胞と細胞の間を通る経路と細胞内を通る経路がその他です。
一番吸収性が高いのは、毛穴から入るケースです。
人間の肌には、皮脂膜という天然のバリア機能が備わっていますが、アルコールなどの化学薬品は、この皮脂膜を破壊します。
経皮吸収は、「臓器を通って、ある程度、解毒される経口吸収」と違い、全身に広がるスピードが速いので、注意が必要なのです。
ですから、洗剤を使う時には、「手袋を着用した方」が、経皮吸収を防げます。
ただし、洗顔や歯磨き粉などでも、それなりの化学物質が入っていますから、体調に合わせて、調査や精査が必要ではないでしょうか?
便利なものは、生物と共存するのは、難しい一面がありますから、その観点に立ち戻って、考えて見る必要もあると考えています。
これは、健康や地球環境の改善にとっても重要なテーマですね。
今から、できることを考えていきたいです。
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