狙われやすい人たち 宗教や詐欺はヤバい

ターゲットにされやすい人とそうでない人の違い
 カルトの勧誘に高確率で引っかかってしまう人と絶対に心配のいらない人を分かつ、明確な基準や条件を述べることはできません。
 しかしながら、ターゲットにされやすい人や、脹されやすい人には傾向があります。
 カルトの被害者にならないためには、自分の気質、現在の心情、置かれている環境などを冷静に分析し、自覚することが重要です。
 以下に、カルトにハマりやすい人の典型的なタイプ(条件)を列挙します。どれかに該当していたら要注意。複数項目に及んでいる人は、本当に気をつけてください。
①大学に進学したばかりの人
②企業に就職したばかりの人(新入社員)
③最近、生活環境が変わった人
④新しいことにチャレンジしたいと思っている人
⑤なにか社会の役に立つことがしたいと考えている人
⑥素直な性格だといわれる人
⑦孤独を感じるときがある人
⑧健康に不安のある人
⑨完璧主義といわれる人
⑩マインド・コントロールに絶対にかからないと思っている人
カルト宗教 紀藤正樹著 p122-123より引用

霊感商法の救済で大活躍の紀藤弁護士の著書を読ませていただきました。

その中で、カルトに狙われやすい傾向があると紹介されていたので、ここで取り上げます。

進学や就職などで生活環境が変わった人という傾向があります。これは、新しい関係性の中で、関係者に出会う確率が高くなることを意味していると考えています。新生活の中で、困ったことなどに直面した経験があると思いますが、その様な時に、助けてくれたなど義理ができたり、信頼関係が生まれたりする可能性が高いからです。その糸が悪用されることもあるのですね。

意欲に溢れるチャレンジャータイプも、カルトの網にかかってしまう可能性があります。自分の存在価値を社会の役に立つことだと考えていると、それを疑似体験させられて、その意欲を悪用されることもあるのですね。

素直さは大切な要素ですが、純粋さは警戒心を持てないという無防備状態になりがちです。そこに、漬け込まれるスキができるのですね。

孤独や健康は、不安を煽るためのカッコウのターゲットになりやすいのでご用心です。

完璧主義や正義感が強いタイプは、最も気を付けた方が良いようです。「真理」や「正義」という「キーワード」で簡単に、あなたの怒りの導火線に火がつけられます。気を付けないと丸焼け、下手をすると木っ端微塵にされてしまいます。

自分はマインド・コントロールに絶対にかからないと考えている人もご用心です。かけないふりをしながらマインド・コントロールをしてくる相手ですからね。

適度な自己肯定感は大切ですが、過信は禁物です。

私も英会話教材や自己啓発セミナーなどで、マインド・コントロールされそうになった経験があります。

疑いを持ちながらも、自分の現状を客観視して、相談できる間柄の人を見つけておくことも回避策かも知れません。また、できれば、複数の相手に相談をして参考意見を聞くことです。

そして、自分自身の意志で決めることが最も重要なのですね。

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Posted by dblacks