才能よりも大切なモノ ピーター・F・ドラッカー
『学ぶことのできない資質、習得することができず、もともと持っていなければならない資質がある。他から得ることができず、どうしても自ら身につけていなければならない資質がある。才能ではなく真摯さである。 ピーター・F・ドラッカー「現代の経営』(ダイヤモンド社)』
マネジメントで名をはせたドラッカーさんのフレーズです。
様々な方法論に多くの人は多大な興味を持ち、それにお金を使います。
このフレーズでは、その前に大切な事を指摘しているように感じます。
それは、才能よりも真摯さが大切な資質であるという。
真摯さは、「ひたむきに、誠実に事に当るさま。またはその度合い。 実用日本語表現辞典より」という意味があります。
「ひたむき」とあるのは、「熱心」と言い換えることもできますね。
そして、「誠実に」という説明もあります。
それは、技術や能力を問うことよりも先に、心持ちが問われているのですね。
テーマに、どのように向き合うのかという基本姿勢と言い換えることもできます。
自分が向き合う必要があるテーマに、背を向けたり、見もしなかったり、誰かにフルことばかり考えていたりする傾向が強い時代です。
それに自分が、向き合っているか? 問われているのですね。
これが身に付いているかどうかで、スタート地点が変わるようです。
でも、この資質は、学ぶことができないとか、習得できないとも記されています。
自ら身につけなくてはいけないと記されているのは、読み手によっては、かなりハードルが高く感じるのではないでしょうか?
この資質が身に付いている人は、幸せというコトもできますね。
気づいた時に、自分の身につけられるのかも知れません。
それほど、人間の土台として大切なモノなのですね。
ピーター・ファーディナンド・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、ドイツ語名:ペーター・フェルディナント・ドルッカー 、1909年11月19日 – 2005年11月11日)は、オーストリア・ウィーン生まれのユダヤ系オーストリア人[1]経営学者。「現代経営学」あるいは「マネジメント」(management) の発明者。
他人からは未来学者(フューチャリスト)と呼ばれたこともあったが[注釈 1]、自分では「社会生態学者」を名乗った。義理の叔父に公法学者・国際法学者のハンス・ケルゼン(母方の叔母であるマルガレーテ・ボンディの夫)がいる。
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