役に立たない財産 箴言11:4

『4 財産は御怒りの日には役に立たない。義のわざは人を死から救い出す。 箴言11:4新改訳2017』

財産は、分散投資をする方が良いと言われる時代です。

株式は、配当や値上がりを期待できる反面、株価の下落リスクや倒産リスクも付き纏います。

債権は、多くの場合は預金よりも少し利益が見込める部分もありますが、内容によってはゼロになるリスクもあります。

不動産などは、値上がりの期待や運用の利回りが期待できますが、評価損や自然災害、火事などのリスクもあります。せめて、土地があれば、更地にして再挑戦はできます。

外貨運用なども、利益が見込める面と評価損のリスクを内包しています。

タンス貯金はと言えば、窃盗や強盗のリスクがあります。

このように、羅列してみるだけでも、この地球は、リスクだらけですね。

せめて、自分が困った時に助けになる財産を確保しておきたいと考えています。

この箴言は、人間の究極の状態をイメージさせるためのものです。

私は、このサイトを通じて「永遠の幸福マインド」を説明しようとしています。

もちろん、この世で必要な財産と分けて考える必要があります。

それは、人間の魂がどうなっているかという考察から始まります。

つまり、死生観に深く関わっているのです。

聖書の価値観に基づいて考えています。それは、人間の肉体的生命は、その寿命までです。

その時を境に、魂はパラダイス(信仰者)か、ハデスに行く(不信仰者)ことになります。

その違いは、永遠の行き先の差になります。それは、輝く御国なのか、燃え尽きることがない永遠の火の池なのかです。

肉体的な世界での財産は、永遠の世界を選択するために貢献してくれないのです。

パラダイス行きを選択したいならば、メシアであるイエス・キリストが十字架の贖いを完成して死に、葬られ、三日目に復活したことを信じて受け入れることが、唯一の条件になっています。それを信じて受け入れる人を信仰者と言います。その人には、義の衣が与えられます。

この贖いは、無代価に設定されています。「プライスレス」です。地上の全財産を積み上げても、足りません。それは、唯一の義人であるイエス・キリストの命で支払われたからです。それは、神の愛による無償のギフトです。

人間は、やがての日に、創造主である神【主】の前に出て、自分の背負ってきた「罪」の清算をしなければなりません。それが、この箴言に記されている「御怒りの日」なのです。

義の衣があれば、そこに立つ必要が無いのです。神ご自身が、義によって、永遠の死(不幸)から、人間を助けようとしてくださっているのですね。

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Posted by dblacks