人間の評価 トルストイ
『神の下には大きなものも小さなものもありはしません。人生においてもまた、大きなものも小さなものもありはしません。あるものはただ、まっすぐなものと曲がったものだけです。 トルストイ『光るうち光の中を歩め』(新潮社)』
人生のものさしは、それぞれです。
介護が必要になった時に、ある程度の健康維持や改善は期待しても、QOL最優先で、心地良いマインドで居てもらえる配慮が大切なのだと考えるようになりました。
どうしたら、「ご機嫌でいてもらえるのか?」というターゲット設定ですね。
余計なストレスやプレッシャーは、エネルギーを消費してしまいかねません。
それは、当人よりも、近親者の気持ちと対応の切り替えが大切だと考えています。
法治国家であれば、違法かどうかという基準は大切です。
また、マナーというものもあります。
これは、お互いに、気持ちよく過ごすためのローカルルールです。
地域によっては、かなり変わったものもありますが、先人の知恵と理解するしか無いのかも知れませんね。
まあ、習慣的なものは、時代の移り変わりによって、見直されていきますよね。
一言で言うと「人生には、絶対的な正解は無い」のです。
曖昧さが付き纏い、文化的背景も違えば、言葉や行動の持つ意味合いも変わってしまいますね。
ただ、このフレーズは、「神の下」という場所を指定しています。
これには、神のものさしが関係しています。
人間は、何を持って、それを知るのか?というのも、人生の大問題なのかも知れませんね。
「まっすぐなもの」と「曲がったものだけ」という分類だと、トルストイは推測しています。
これは、いつか「神の下」に立つ機会に、明確になることでしょうね。
その大切な要素は、「神への態度」なのだと、私は考えています。信仰の領域ですから、それぞれの思考で考え、自由意志で決定していくことが肝要なのです。
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(露: Лев Николаевич Толстой ˈlʲef nʲɪkɐˈla(j)ɪvʲɪtɕ tɐlˈstoj, ラテン文字表記:Lev Nikolayevich Tolstoy, 1828年9月9日〔ユリウス暦8月28日〕 – 1910年11月20日〔ユリウス暦11月7日〕)は、帝政ロシアの小説家、思想家で、フョードル・ドストエフスキー、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀ロシア文学を代表する文豪。英語では名はレオ(Leo)とされる[注釈 1]。
代表作に『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』など。文学のみならず、政治・社会にも大きな影響を与えた。非暴力主義者としても知られる。
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