有用な競争と無用な葛藤 実を取るために大切な要素
「もっともっと」と言う時代がありました。それは、戦後の復興期ですね。
「まだはもうなり、もうはまだなり」という投資格言も古くからあります。売るにも買うにも、タイミングがあると言うことですね。
健全なライバルがいる人は、頑張り甲斐があると思います。
それは、お互いに切磋琢磨して、爽やかな競争を続けられる姿を想像できるからです。
でも、健全な関係でないと、競争に集中できなくなる懸念があります。
それは、相手の足を引っぱったり、妨害する方向に走るケースです。
自分の能力に限界を感じたときに、自分を高める努力よりも、相手を引き下げるという安易な方向に流れることもあります。
マンガみたいな現象が起きるのです。
心の中はどうでしょう?
他人からは見えませんが、自分の心の中は、大波小波があり、しけ状態ではないでしょうか?
なぜか? 心がざわつくときに、そのようになります。
その様な状態の時は、自分のエネルギーが、心の葛藤に吸い取られていきます。
焦りや不安が要因でしょうけれど、どうしても、目の前の課題に集中できなくなってしまいます。
心の葛藤は、無いことにはできません。
それを受容する必要があります。
そして、メタ認知して、その要因を探りましょう。
そのメドが付いたら、心の大波小波も収まることでしょう。
それによって、健全な有用な競争へと邁進できるのです。
これが、人生で「実」を取るために、大切な要素だと考えています。
心の葛藤が悪いわけでは無いと考えています。
それは、誰にでもあることです。
そして、それは、無意識に自分が考えていることを浮き立たせてくれるのです。
ただ、それによって、エネルギーを消費してしまわないように気を付けたいものですね。
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