真の自由を求めるなら 梁啓超(りょうけいちょう)
『真の自由を求めようとするならば、心中の奴隷を除去することから手がけなければならない。 梁啓超』
真の自由とは何か?
生き物は誰かに依存して生きている現実があります。
精神的・経済的に自立していると思っていても、有料無料問わずに誰かにサポートしてもらっている状態の人が多いのではないでしょうか?
しかし、このフレーズで指摘されているのは、「心中の奴隷」という状態です。
何かに囚われ続けて、従属し続けるという習慣があると言うのです。
自分の無意識の領域で習慣化された動かしがたいマインドの状態が、「奴隷根性」と表現する状態なのでしょう。
奴隷状態から解放されたいという希望があっても、いざ解放されると「奴隷の時の方が良かった」ということもあるのですね。
出エジプトを果たし、奴隷状態から解放されたイスラエルの民がそのようなマインドに陥った記述もありますね。
自由というのは、すべてにおいて喜ばしいモノではないのでしょうね。
自由の代償というか、何らかのリスクはついて回るのでしょう。
そうであっても、真の自由を求めるならば、心中の奴隷を除去し、自由のマインドに転換する必要があるのですね。
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