適正価格不明な世の中
お茶500mlの値段はいくら?
人によっては、130円、50円、180円くらいの開きはあるようです。
メーカーや販売者の努力によって、消費者にとってうれしい低価格が実現されています。
ですが、同じ商品でも、販売している形態によって、値段が違うことが当たり前になりつつあります。
独占禁止法などの影響もするのだとは思いますが、その価格差は開いているのでは無いかという印象を持っています。
それは、高級車の分野でもあるようです。
もちろん、流通価格は需要と供給の関係で決まりますから、人気が高くなれば高騰し、人気が落ち着けば価格は下がります。
ボロボロの動かない放置車両でも、買い手が良い値段をつければ、瞬時にお宝になります。
いくらの値段をつけられても、オーナーが絶対手放さないというケースもあります。
不思議なモノです。
値段がつけば、商品として成立するのです。
芸術品なども、商品として製造されて、流通するものもあります。
でも、作品はそうはいかないことがあります。
作り手が精魂込めて産み出すのが作品です。
土を練って作られる陶器などは、その代表格なのかも知れません。
練られて、成型され、その姿が誕生するのです。素焼き、仕上げ焼に耐えられたモノが作品として展示されるのです。
大量注文があれば、商品として量産されるのでしょうけれど、一点ものは手捻りで、希少価値も込みで作品として存在し続けます。
人間も大地の成分で創造された作品です。そして、魂を授けられ、命を吹き込まれた存在なのです。
作者は、創造主である神【主】です。本当に無代価で為された不思議なモノです。
このことから、人間は土の器(2コリント4:7)とも表現されています。
それでも、未だに人身売買が為されていたり、奴隷状態に置かれる人が後を絶たないようです。
人間はプライスレスで貴重な存在です。
その原則を心に刻んでおくことが大切なのですね。
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