長生きの秘訣 箴言3:1-2
『1 わが子よ、私の教えを忘れるな。心に私の命令を保つようにせよ。
2 長い日々と、いのちと平安の年月が、あなたに増し加えられるからだ。 箴言3:1-2新改訳2017』
長生きの時代になりました。高齢の達者な方々は、その年齢を聴いて、ビックリすることも結構増えてきました。
DNAレベルで、何かが違うのかな？ と思わされるほどです。
ただ、幸せなお年寄りは、「健康」「心の充足」「良好な対人関係」などの条件もバランスがとれているように感じます。
「健康」については、一番大切な要素ですね。人間は、身体が基本ですから、これを保ってこそ、長寿に繋がるのだと理解しています。これは「いのち」に直結しますね。
また、「心の充足」は、「平安」とも繋がりが深い要素です。精神的に自立をし、心が満たされていることは、魅力的な存在感となることでしょう。
「良好な対人関係」は、孤立しないために、必要不可欠な要素です。人生の中には「100人の友達」よりも「気心が知れた数人」の存在が、程よい関係性を保つことに繋がるのでしょう。
寝たきりの長寿は、当人も家族も大変ですから、避けられるのであれば避けたいです。
でも、人生の先にあるものは、見通しがきかないという一面も理解しています。自分がどの様な将来を迎えるのかも五里霧中ですからね。
孤立する人生は、辛さが伴うと思います。どうして、孤立するかは、様々な要素が関係するでしょう。
人間関係は、「お互いにOK」の積み重ねで、維持発展していくものです。
「自分だけOK」だけでは、無縁なケースもあります。
口を開けば、グチばかり、ネガティブばかりの発信では、お互いに疲れてしまうので、その関係は育たないですよね。
一方、ゴマすりや貢ぎ物では、疲弊してしまいます。
何も無くても、気持ちが通い合う関係性にフォーカスしていきたいと考えています。
「私の教え」とあるのは、新約聖書的に表現するならば、「創造主である神【主】との関係を維持発展させること」、そして「自分を愛するように隣人を愛すること」の二つの要素です。
この要素をバランスよく運用するときに、「長い日々と、いのちと平安の年月が、あなたに増し加えられる」という事ですね。
この箴言は、長寿に限らず、よりよい人生のために、大切なエッセンスなのです。
人間には、それぞれに、寿命があります。
それを自分で決めることはできません。
でも、どのような将来が待っているにせよ、この箴言の教訓を生かすマインドが肝要ですね。