健全な勤勉さ 箴言10:4

『無精者の手は人を貧乏にし、勤勉な者の手は人を富ませる。(箴言10:4新改訳2017)』

無精ヒゲを放置していると、当人の開放感はあるのかも知れませんが、周囲からは不精者のレッテルを貼られそうです。

それに限らず、何をするのでも面倒くさいと考えている筋金入りの不精者もいます。

日本人は、ウサギ小屋に住んでいるが、勤勉な人が多いと言うのが、欧米の評価だった時期もあります。

第二次世界大戦後の復興期に、右肩上がりの経済の中で、モーレツに勤勉に働いてきた日本人の姿がありました。

近年、その様相はガラリと変わり、歪みも感じられる数字だけで評価されるような成果主義が導入されてからは、結果に表れないような職場が縮小されて、勤勉さもなりを潜めているように感じられます。

一方、報酬の有無にかかわらず、世の中の必要のために、勤勉に貢献している人たちを見かけると、感動を覚えます。

本当の富とは、自分が満たされるコトだけではなく、世の中が潤いで満たされることなのではないでしょうか?

人間は、生きて行くためには経済的な裏付けが必要不可欠です。ただし、ある程度(どの程度?)あれば充分ですから、それを越えた部分は、社会に貢献できるように、うまく循環できるようになれば理想でしょうね。

そのようなことを言いながら、過剰な取り込みをしている人たちのことを見聞きすると、「そんなに抱えても使い切れないでしょうよ」なんて思います。

投げやりになるのでもなく、自分のために、そして、誰かのニーズを満たすために、世の中の潤いのために、勤勉な者の一人でありたいと考えています。

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Posted by dblacks