悟りある者のクチビル 箴言10:13
『13 悟りのある者の唇には知恵があり、良識のない者の背中にはむちがある。箴言10:13新改訳2017』
「知識」は、あちこちに氾濫している時代になりました。
でも、再現性は?
どうしてかというと、「知識」を生かすためには「知恵」が必要だからです。
それは、経験と創意工夫、やり続けるマインドです。
それらが、合わさるときに、知恵がバージョンアップし、何らかの成果に繋がるのです。
特許技術などの権利の奪い合いをする時代になりました。
それを回避するためには、あえて、特許を取らずに、その技術を育てるというのが、業界の一つの流れになりつつあります。
特許を申請するのは、技術の一部分を世界の真ん中で叫ぶのと同じようなモノと言うことです。
しかし、特許に公開された技術だけでは、ナカナカ再現できるものではありません。
これが、もう一つの現実です。
リモコンでも、電話や電卓でも、特許があるために、文字の配列などを統一することができずに、ユーザーにとっては、困惑の材料になっています。
これも、権利を守るが故の不便さと言うことになります。
ユーザーサイドに立つと、「知恵」が足りないと思ってしまいます。
「知恵」は、人を活かすためのモノです。
人生には、山坂が付き物です。
上り坂でアップアップしても、頂上にたどり着き、下り坂を転げ落ちるようなときでも慌てず、人生のまさかでも、挫けずに、諦めずに、苦難と向き合うために知恵は必要なのです。
悟りがある者の唇には、それがあるというのです。
この知恵を身につけながら、バージョンアップしていきたいものです。
与えられたこの人生を悔いないためにも。
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