次の一歩を踏み出す 宇野千代
『一歩を踏み出した人間にはすでに過去は消え、目の前には洋々たる道がひらけてくるのです。 宇野千代』
次の一歩が出ないのは、それぞれのケースに理由があります。
年齢を重ねると立っている姿勢を保つだけで精一杯になり、重心の移動が儘ならないとか、バランスを崩すのが恐くて、足が出ないなども考えられます。
高所恐怖症の人などは、勇気を出して高い所まで登ったのは良いけれど、絶景を見るためのあと一歩が、恐怖感に襲われてできない、などもあります。
人生の中には、次の一歩が必要な段階が何度も訪れます。
現状維持のつもりが、取り残されていた、という話も聞きます。
自分自身の選択なら、その位置に留まるのもアリですし、移動するという選択肢もアリなのです。
でも、このフレーズは次の一歩を踏み出した時の変化をイメージしやすくしてくれるようです。
また、希望を持てるエネルギーを感じます。
宇野 千代(うの ちよ、1897年(明治30年)11月28日 - 1996年(平成8年)6月10日)は、大正・昭和・平成にかけて活躍した日本の小説家、随筆家。多才で知られ、編集者、着物デザイナー、実業家の顔も持った。作家の尾崎士郎、梶井基次郎、画家の東郷青児、北原武夫など、多くの著名人との恋愛・結婚遍歴を持ち、その波乱に富んだ生涯はさまざまな作品の中で描かれている。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/宇野千代 参照 2021年11月12日)
それもそのはず、この宇野千代さんは、多才で人生経験も豊富というバックグラウンドをお持ちです。
積極的な人生を一歩一歩、力強く歩まれたようです。
多くの人には、マネができないような宇野千代さんの人生ですが、ここぞという時のエネルギーとしてこのフレーズは役に立つかも知れません。
人間には、集中力や処理能力も限られていますから、目の前に開けた道に集中して歩むのが得策ですね。
あまり、過去に囚われすぎると、そちらにエネルギーを吸い取られかねませんからね。
過去を宝にしてから、次の一歩を踏み出すという方法もあります。
これこそ、エネルギーを倍増させる源泉ですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません