聞こえること vs 聞けていること 箴言18:13
『よく聞かないで返事をする者は、愚かであり、恥を見る。(箴言18:13新改訳2017)』
生活をしていると、様々な音が聞こえてきます。
静かな時ほど、その音がクリアに伝わって来ます。
人間の耳は不思議にできていて、毎日の生活音をノイズキャンセルするのだそうです。
それでも、非日常の工事の音などは、消せないこともあります。
家族の声も、否応なく聞こえてきますから、大家族の中で集中したい人がいれば、耳栓かヘッドホンを使わなければいけないケースもあるようです。
聞こえてくる音を、適確に認識して理解しているのは、どれくらいの度合いでしょうか?
とても、個人差がある話ですね。
自分が聞いているつもりでも、話している相手からは、聞いてもらっていないように感じるコトもあるでしょうね。
聞くことは、耳だけではなく、五感を使うことも大切なようです。
相手の状態を観察しながら、何を伝えたいのか? その目的は何か? などを理解できて対応できると、より良好な関係へ発展させることができるでしょうね。
生返事で、主訴を理解できないでいると、的を射ていない対応に終始してしまいます。
状況判断を現実に即して行うためにも、できるだけの情報収集は必要不可欠なのですね。
知ったかぶりは、本当に知らないことがバレると恥を掻く結果になります。
また、主訴を理解せずに、自分の思い込みだけでモノゴトを進めてしまうとトラブルを招きかねません。
この方向性を「愚か」と記しています。
最良の策は、聞こえることに耳を傾けて、五感でさらに情報収集し、相手の求めていること以上の対応をすることです。
単に、100点や120点を目指すという表面的な話ではなく、真心から相手のニーズを満たす姿勢こそ、重要なのですね。
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