人の要素を「存在(being)」と「行為(doing)」と「持ち物(財産having)」に分けて考えてみる。

これは、「3つの真実(野口嘉則著)」の「自尊心を自分で満たす(p81~)」の項にも出てくるので興味がある方は参照していただきたい。

『行動や行為のことをDoing(ドゥーイング)という。そして、その結果得られるものをHaving(ハビング)という。子育ての例で話そう。親が期待するような行動を取ったときに、『いい子だね』と褒める。これはその子の行動、つまりDoingを評価したことになる。また、子どもがいい成績を取ったときに、その成績を褒める。これは、その子が手に入れた結果、つまりHavingを評価したことになる。

 しかし、DoingもHavingも、その子自身ではない。その子の付属物じゃ。一方、その子自身のことをBeing(ビーイング)と言う。Beingとは、その子の存在そのもののことじゃ。人間はDoingやHavingばかり評価されていると、自分の存在、つまりBeingが不安になってくる。『そのままの自分ではダメだ』と思えてくるのじゃ(P84~P85より引用 原文ママ)』

 

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