命を込めて人が一枚の板を叩く

新潟県燕三条にある玉川堂という銅器を昔ながらの製法を作っているメーカーがある。

一枚の銅板を金槌でひたすら叩き伸ばして、形を変えていく技術と根気がいる工程だそうです。

その製造ポリシーが「命という字に象徴されている」と解釈して見えるようです。

つまり、「人が一枚の(銅)板を叩く」というのです。

「雨だれ石をも穿つ」といわれますが、人の手で金属の形を少しずつ変えていくことは、非常に根気のいる作業だと思います。

一枚から5日ほどの工程をかけて作り出されるしなやかさと、素材の銅が持つ特性で、まろやかなお茶になるということです。

また、確かな製造技術で、孫の代まで使えるモノだということですね。

結構なお値段ですが、根強い人気だそうです。

宣伝料をもらっているわけではないので、念のため。

人間も色々な体験を経て、少しずつ変えられていくのですね。

よりまろやかになっていければ良いですよね。

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Posted by dblacks