熟成する生き方
「果物は、完熟して、種がとれる」
それが、自然のサイクルなのですが
「果物が、腐って、廃棄しなければいけなくなる」
というのが、今よく目にする光景です。
不思議ですね。
流通過程や販売時にすぐ食べられるようにする配慮の影響でしょうから、便利と引き替えに受け入れなければならない現実のようですね。
一方、人間はどうでしょうね?
赤ん坊で産み落とされて、育ててもらって、成長して、成人となり、やがて老いていく現実があるのですね。
体力の30歳くらいがピークでしょうか?
人間にとっての「花」や「果実」「種」が何なのかは、それぞれで違うのでしょうね。
生きていく上で、何かを遺しているのですね。自分も他人も認識していなくても。
体力も知力もピークアウトしても、成熟していきたいと考えています。
決して、腐ることなく、枯れてしまうことなく、完熟を目指して。
忍耐力や柔軟性…あげれば、他にも色々あることでしょうね。
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