カネと地位はあとから

限られている、いのちの時間ですが、優先順位をどのように選択していくかは、考えどころですね。

105歳で、召天された日野原重明医師は、いのちの授業の中で、聴診器を用いて心臓の鼓動を聞かせて、「時を刻む、それぞれが与えられた天寿の時間だ。それをどのように使うかをよく考えましょう。」と、熱弁をふるっていらっしゃいました。

ご自身も、寝る間を惜しんで、高齢であってもパワフルに、執筆や講演活動に励まれていました。それが、日野原重明医師が選択した、いのちの時間の使い方だったのでしょうね。

一人一人、得意なこと、才能や能力が異なるので、それぞれの体験から道が開かれて行くのでしょうね。

時には、「清水の舞台から飛び降りる」覚悟のチャレンジをすることもあるかも知れません。

しかし、自分のこと、パートナーのこと、家族のこと、コミュニティーのことなど、現実を踏まえて、身の丈に合った貢献が土台になりますよね。

優先順位を考えながら、これらとチャレンジを組み合わせて、地道に活動し、ゆとりが出てくれば、さらに、活動範囲が広くなっていくのでしょうね。

中には、自分よりも適任者が現れて、直接、手を出さなくても良くなるかも知れません。

自分や周囲の人と気持ちの折り合いをつけながら、よりよい信頼関係が構築できればステキですね。

いきなり、カネや地位を目指そうとすると、土台が無い建物のようになってしまい、本当は大切な人から総スカンをもらってしまうこともあるかも知れないので、要注意ですね。

未分類

Posted by dblacks