杉材は、暖かい床を実現できる 床暖房よりもまず天然木

5月に床暖房? というイメージをお持ちになるコトでしょう。

5月は、全国的に「DIY」が活発になる時期でもあるので、ふと思いついたのです。

最近の床暖房は、ガスなどで液体を温めて、床に仕込んだパイプに循環させるという仕組みが主流のようです。

これには、ある程度のエネルギーコストがかかります。

温泉が湧き出ている地域では、その温水を活用するとか、地方の古民家ならば、薪ストーブで沸かしたお湯を循環させるなどの工夫をしている事例などがあります。

ある保育園や幼稚園などでは、裸足で過ごすという方針のところがあるようです。

北国でも、床暖房なしでも、寒くないという話を聴き、わが耳を疑いました。

でも、素材次第で可能なようです。

それは、タイトルにもあるように、杉材を使うことで、実現できるようです。

近年は、一般的な工法の床も、コンパネで下張り、プラスターボードで中張り、好みの床材で仕上げ張りという厚みを持たせるようになっています。

この厚みも、床から冷気を拾いにくい要因になるようです。

3cmくらいの杉材を使うと、エネルギー費用もかからずに、暖かい床を実現できるようです。

断熱するところの工夫は大切なポイントですね。

花粉症の人からすると、迷惑がられる杉材ですが、天然木の特性は、人間のQOLに貢献している部分もあるのですね。

今度、床をイジることがあったら、これを採用してみたいと考えています。

建物は、居住性と耐久性の両面必要ですから、それらが、ぶつかるところが課題ではあります。

日本では、気密住宅が当たり前の時代のようになってきましたが、人間の居住性に寄与しているのは、果たしてどちらなのか? その結論は、もう少し先に、分かるのかも知れませんね。

木造住宅は、伝統工法でも、内窓が有効なのは、実を持って体験しました。

ある程度の通気性を確保するのか良いのか、トコトン気密性を追求した方が良いのか、非常に迷うところです。

これも、一つの人体実験ですね。

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Posted by dblacks