見た 美しかった とった
「おほよそ地にあるもの、即ち肉の慾、眼の慾、所有の誇などは、御父より出づるにあらず、世よりいづるなり。世と世の慾とは過ぎ往く、されど神の御意をおこなう者は永遠に在るなり。(ヨハネ第一書2:16-17)」
エデンの園でのエバは、「見た 美しかった とった」という順序で、善悪を知るの樹の実を食べてしまいました。
その性質(DNA)を受け継ぐ全人類は同じ発想をしてしまうようです。
肉体的願望を満たすモノ、見かけが美しいモノ、そして、プライドを満たすモノに遭遇すると、いても立ってもいられない。
人類には、そんなプログラムがインストールされているようです。
それを満たすためには、身の程をわきまえず、手段も選ばないというような考え方が、今の世の中には、溢れかえっているようにみえます。
欲望は、生きていくために不可欠な要素ですが、その欲望が暴走しては、破綻を招きかねません。
「足るを知る」を肝に銘じたいと思います。
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