女人禁制
日本の国技ではないらしいけれど、国技館で開催されている相撲です。
位置づけとしては、神事として執り行われるとのことで、「土俵上女人禁制」ということになっているとのコトですね。
地方巡業の際に、挨拶をしていた自治体の長が土俵上で倒れ、救命措置が必要になったケースで、様々な議論が起こりました。
シンプルに言ってしまえば「ローカルルール」が「土俵上女人禁制」であるならば、救命体勢も男子のみであれば良かったのだということですね。
その体勢が整っていないこと自体が未解決の課題だったというコトだとでしょう。
救命の現場では、場数を踏んでいないと、適切な対処ができませんよね。
土俵の周りにいたであろう、多くの男性が群がっても、救命措置ができなかった現実を考えると、興行主催の組織としても、いのちの大切さをどこまで考えているのかという視点でみると、課題があったということなのでしょうね。
世の中には、「男子禁制」というローカルルールがあり、「女人禁制」というローカルルールもあります。
ケースによって守りたいテーマが異なりますから、運営する側が、その体制を維持できるだけの配慮が伴えば、成り立つのだろうと思います。
しかし、ケースによっては、「女(男)は、口を出さずに、言われたことだけ黙ってサポートしろ」などという体質があると、大炎上してしまうのでしょうね。
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