あの方は盛んになり、私は衰えなければ

(【新改訳2017】ヨハネ3:26-30)『彼らはヨハネのところに来て言った。「先生。ヨルダンの川向こうで先生と一緒にいて、先生が証しされたあの方が、なんと、バプテスマを授けておられます。そして、皆があの方のほうに行っています。ヨハネは答えた。「人は、天から与えられるのでなければ、何も受けることができません。『私はキリストではありません。むしろ、その方の前に私は遣わされたのです』と私が言ったことは、あなたがた自身が証ししてくれます。花嫁を迎えるのは花婿です。そばに立って花婿が語ることに耳を傾けている友人は、花婿の声を聞いて大いに喜びます。ですから、私もその喜びに満ちあふれています。あの方は盛んになり、私は衰えなければなりません。」』

バプテスマのヨハネは、イエス・キリストよりも6ヶ月早く生まれました。

ヨハネの役割は、イエスの先駆者として道備えをすることだったのです。

バプテスマのヨハネが「悔い改めのバプテスマ」を授ける活動をしている時に、イエスも来て、バプテスマを受けていますね。

その後、イエス・キリストが活動を広げ、バプテスマのヨハネよりもメジャーな存在になっていきました。

その時の、バプテスマのヨハネの弟子との会話がこの箇所です。

ヨハネは、先駆者としての役割を終えたと判断して発したことばでもあるのでしょうね。

「あの方は盛んになり、私は衰えなければなりません。」

バプテスマのヨハネは、自分の活動が縮小することを受け容れられる自分が与えられた使命に忠実に生きる人だったのですね。

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Posted by dblacks